重力式油水分離槽DD(ドラム ダート)トラップ
汚濁水を注水すると、油、砂泥、スラッジなどを水から取り除きます。
手運びで設置や移設ができ、軽トラックやワンボックスカーで運搬できます。
油の流出事故現場でも、排水設備でも、屋外屋内を問わず、幅広く使えます。交換資材もありません。
処理水量 | 0.5~1t/h(参考値:原水濃度、要求処理精度による) |
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寸法 | 幅(直径):約62cm 高さ(本体部):約87cm (パイプ高さ):約127cm |
重量 | 湛水前:約27kg 湛水後:約200kg |
主な材質 | 本体:塗装亜鉛メッキ鋼板 パイプ:塩化ビニル バルブ:砲金 |
組み立て方
組み立て方は製品に添付した取扱説明書で説明しております。
以下、わかりにくいかもしれない工程について参考のために動画を掲載いたします。
参考動画 ①「ドレーンの取付け方」
参考動画 ②「仕切板の調整」
参考動画 ③「ドラム缶への乗せ方」
使い方
配管し、注水口から適切な量で注水すれば、排水口から処理された水が出てきます。
本品は大量の油やスラッジを、水との比重差によっておおまかに除去する器材です。
油やスラッジを精密に除去したいときは、後処理が必要です。
弊社では「DDフィルター」「コプラオイルフィルター」などを御提供しております。
メンテナンス
油が内部に溜まってきたら、通水を止め、上蓋をあけて、油をオイルマットや柄杓で除去します。
処理水の濁りが濃くなってきたら、通水を止め、沈殿物、浮遊物を 水ごとドレーンから流し出してください。
尚、本装置を移設する時、本装置の中の残水に現場用凝集剤(オイルロックスなど)を入れて攪拌し、ドレーン口で綿や布で受けて処理水からフロックを漉しとれば 現場放水できるレベルにまで油や汚濁物質を除去することができます。