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状況別対応チャート

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工場排水、現場排水に乳化油などの汚濁物質が混じっている場合

  • たとえば・・・

    • ドレーン排水
    • 水溶性切削油(クーラント)排水などの工場から出る排水
    • 土壌に染み込んだ油が雨になると染み出してくる時
    • 工事現場から排出されるコンクリート排水
    • 塗料洗水

    など油や有機あるいは無機質の微細なゴミ(SS・懸濁物質)などが水中に混ざっている時、 油や微細なゴミは水に溶けることはありませんが、細かな粒となって水中にただようことはあります。そうなると水が白っぽく濁ったような色になることからこのような状態を「乳化(漂っているものが液体の場合)」あるいは「懸濁(漂っているものが固体の場合)」と呼びます。

    そして水中に乳化した油は下記のような方法を単独あるいは組み合わせることで処理されています。

      メモ
    排水全体を焼却する ある意味万能だが、濃度が薄いものや分離しやすいものに使うと不経済。
    凝集剤で水中の油を凝集させて生成したフロックを濾過除去する 以前は無機系と有機系の2段処理が必要で、かつ油などの高濃度排水に弱かったが、最近は、1剤で比較的高濃度な乳化油を処理できる製品もあり、また吸着材などを併用すると、相当に高濃度なものまで処理できるが、費用は増える。
    水から油だけを分離して回収する 通常、ランニングコストが安い。但し、界面活性剤などで安定した乳化油排水は 酸や熱により乳化破壊(エマルジョンブレーク)しておかないと精密に分離できない。
    又、遠心分離は処理量が多くなるとコストがかかりがち。
    水から油だけを吸着材で吸着濾過して取り除く 処理精度は通水速度(圧力・距離)に影響されやすい。高濃度だと排出物が多くなりがち。安定した乳化油は苦手。
    油分を分解する 低濃度排水が得意。油と水溶性物質を同時に処理できることがメリット。

    また、一般に、処理の難易については下記のようにいえます。

     
    処理すべき水量が 多い 少ない
    処理すべき水に含まれる油やSSの濃度が 濃い 薄い
    処理すべき水に含まれる油やSSは 安定的に乳化・懸濁
    (静置していても
    分離しない)
    不安定な乳化・懸濁
    (静置していれば
    数時間で分離)
    処理水に対する汚濁の許容の基準が 厳しい ゆるい
    処理方法として動力や消耗資材は 使わない 使ってもよい
    処理方法は 連続式 バッチ式
    処理の場所は その場で 工場などに移送可能
    処理にかける費用 安く 高くてもよい

    弊社では 乳化した油濁水に対して、屋外などの現場で使いやすく、コストパフォーマンスの優れた製品を 処理すべき水量ごとに いくつかご紹介しております。

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